データサイエンスとAIの初歩コースの概要
対象
何らかの言語で構造化プログラミングを学んでいることを前提としています。
扱っている内容は基礎からハイレベルの応用まで多岐にわたります。数学、理科、科学がお好きな方にお薦めです。
内容
■人工知能研究でも良く使用されている言語であるPythonを用います。
■データサイエンスや人工知能を学習するときの基礎となる内容です。
■高校の情報I, IIの内容も複数含んでおり、より深く理解することができます。
■全4コース
Aコース(3か月)、Bコース(3か月)、Cコース(3か月)、Dコース(3か月)の4コースからなります。
■各コースの内容
Aコース Unit1-4 Pythonの基礎
図 素数の判定プログラム
図 ライブラリーを利用したグラフの描画
Aコース Unit5-8 数と暗号
整数、実数、素数、因数分解、RSA暗号などを取り扱います。
図 ジュリア集合
図 RSA暗号
Aコース Unit9-12 関数と微分
1次関数、2次関数、投げた物体の軌跡、極限、微分の考えなどを取り扱います。
図 円形波
図 微分とは
Bコース Unit1-4 確率と統計
乱数、基本的統計量、ランダムウォーク、モンテカルロ法、ベンフォードの法則などを取り扱います。
図 ベンフォードの法則
Bコース Unit5-8 ベイズ統計
ベイズの定理やモンティーホール問題、迷惑メールフィルターの原理などを取り扱います。
図 迷惑メールフィルター
Bコース Unit9-12 データサイエンスとAIの初歩
沈没したタイタニック号の乗船者データの可視化やシンプルパーセプトロンによる機械学習などを取り扱います。
図 シンプルパーセプトロン
Cコース Unit1-4 線形代数の初歩
ベクトル、行列について取り扱います。固有値、固有ベクトルの意味について理解します。次の主成分分析をきちんと理解するためにも必須の内容です。
Cコース Unit5-8 主成分分析
高校の情報IIでも取り扱っている内容ですが、より深く理解するためにツールを使わずに一からプログラムを組んでいきます。
Cコース Unit9-12 自然言語処理の初歩
生活の中で普通に使用している言語をコンピューターで取り扱うための初歩的な考え方について学んで行きます。
Dコース Unit1-4 ネットワークの基礎知識
ITの基礎知識として進数変換、ビット演算、バイト型データなどを説明します。セキュリティとして公開鍵暗号、デジタル署名を簡単な例を通じて理解します。さらにデータベースの操作や簡単なWeb APIの作成を行います。
Dコース Unit5-8 ブロックチェーンのしくみと要素技術
ブロックチェーンの代表例としてビットコインのしくみを見ていきます。アドレス、ウォレット、トランザクションなどについて説明します。要素技術としては楕円曲線暗号、ハッシュ関数を実際に扱いながら理解します。
Dコース Unit9-12 シンプルなブロックチェーン
二重支払い問題について説明したのち、その解決方法としてプルーフオブワークを取り上げます。さらに実際にシンプルなブロックチェーンを作ってみることにします。
授業日程
第15期生は2023年5月にスタートします。
原則第1、3日曜日 13:00~15:00
教室の場所
授業料など
定員
直接対応する無料体験はございません。標準コース向け無料体験をご利用ください。
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