デジタルのメリットを説明していて、逆にアナログの強みはなんですか?という質問を受けました。
Copilotに聞いてみました。ただし、Copilotのような生成AIの回答はクリティカルシンキングの姿勢でほんとにそうなのかをよく吟味する必要があります。
Copilotへの質問
1.の音質に関して
滅多にみることのなくなったレコードですが、最近になって再び人気がでているというニュースを時々聞くようになりました。
レコード板に溝を掘ることで音をアナログ的に保存しています。ただ、レコードの音を再生するレコードプレイヤーは内部でデジタルのアンプを使っているのではないでしょうか。全部がアナログではないですね。
コンサートホールなどでの生演奏はアナログの音で、生の迫力があり感動しますが、これはその場の雰囲気なども影響していそうです。
2.の耐久性に関して
デジタルの機器やメディアも物理的に存在します。CDとかブルーレイディスクといったメディア、ハードディスクドライブといった機器があります。
ただ、流行りのメディアがどんどん変わるので昔のデジタルメディアを再生できる機器がもうないといった問題はあります。
今はネットで音楽を聴くことが多いので物理的なメディアを自分で保管する機会も少なくなってきました。
アナログのメディアとして「ソノシート」という塩化ビニールで作られた薄手のレコードがあります。わたしも子供のころに買ってもらった鉄人28号とかエイトマンのソノシートをまだ持っていますが、50年以上経った今でも、レコードプレイヤーで再生して聞くことができます。
3.の感触とインタラクションに関して
アナログカメラのフィルムを巻く作業や、レコードプレイヤーに針を置く感覚は、デジタル機器では味わえない特別な体験と言われてもそれを経験したことのない若い人にはわからないでしょうね。
昔の人なら、レコードから出るプツプツというノイズ音もたまらないということもありますが。
4.のアーティスティックな価値に関して
デジタルのタブレットの性能があがってきたので、タブレットペンで書いても手書きの温かみのかなりの部分が表現できるようになってきたと思います。
5.シンプルさと信頼性に関して
昔はアナログの機器は自分で直すことができる場合が多かったと思います。今のデジタル機器は故障したら全とっかえとなることがほとんどだと思います。
まとめ
アナログにはアナログの良さがあるということは否定できないですが、実際にはそこにもデジタル技術が入り込んでいる場合が多く、アナログorデジタルのどっちかというのではなく、アナログとデジタルの融合が今後も進んでいくのではないでしょうか。