IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のプレス発表によると国家試験である「基本情報技術者試験」について、AI人材育成のニーズ等を踏まえ、出題の見直しを実施したとのことです。
プレス発表 基本情報技術者試験における出題を見直し:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
技術・人材の両面から、ソフトウェア及び情報処理システムの健全な発展を支える戦略的なインフラ機能を提供するプロフェッショナル集団として日本経済の発展に貢献
■プログラム言語の見直し
「COBOL」については利用の減少などにより2019年の秋期試験をもって出題を廃止するとのこと。「Python」については機械学習やディープラーニングなどでの利用が広まっていることから2020年の春期試験から出題に追加とのこと。
■数学に関する出題比率の見直し
2019年の秋期試験から理数能力を重視し、線形代数、確率・統計等、数学に関する出題比率を向上するとのことです。
文系・理系を問わず、数学の力は今後ますます重要になっていくと思います。