プレスリリース: 中高生向けプログラミング教室Ex-Gramが10周年を迎え学習カリキュラムを全面改訂

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プレスリリースしました。

中高生向けプログラミング教室Ex-Gramが10周年を迎え学習カリキュラムを全面改訂

【カリキュラム改訂の目的】
中高生向けプログラミング教室Ex-Gram(エクスグラム)は2014年から科学をテーマとした「基礎コース」を開講し、2018年からは「データサイエンスとAIの初歩コース」を新設・運営してきました。開講から10年が経った今、生成AIに代表されるように技術も大幅に進歩しています。生徒たちが最新の技術トレンドを効率よく学んで理解できるように旧「基礎コース」と旧「データサイエンスとAIの初歩コース」からエッセンスとなる部分を精査して統合し、さらに最新の情報技術内容も盛り込んで「新・基礎コース」としました。技術トレンドを理解した生徒たちが、それらを活用して世界をリードする未来のリーダーとなることを目指します。

【カリキュラム改訂の概要】
「新・基礎コース」では、プログラミング、ICT(情報通信技術)、科学シミュレーション、データサイエンス、AI(人工知能)などをバランス良く以下の8つのコースにまとめました。従来は発展的なコースの中で取り扱っていたAIも基礎コースの一つとして位置付けています。各コースは3か月間でトータル2年間となります。
新・初級Aコース:プログラミングの基礎、ICTの基礎
新・初級Bコース:マルチメディアの基礎、Webページの基礎
新・中級Aコース:自然界のパターン、3Dグラフィックス
新・中級Bコース:物体の運動シミュレーション
新・上級Aコース:Pythonの基礎、関数のグラフ、暗号
新・上級Bコース:確率と統計(記述統計および推定・仮説検定)、ベイズ統計
新・上級Cコース:データ処理、AI(回帰、分離、クラスタリング)、主成分分析
新・上級Dコース:自然言語処理、ネットワークの基礎、Web API

※1:ベイズ統計:ベイズの定理という確率の定理を取り入れた統計学。
※2:主成分分析:データの次元を削減し、データの総合的な指標を得る分析方法。
※3:自然言語処理:普段使用している言語をコンピューターで処理する技術。
※4:Web API:公開されている各種サービスを利用してアプリケーションを開発・プログラミングするためのインタフェース

 

なお、20期生から新しいカリキュラムを導入予定です。
今回の改訂では止む無く割愛したコンテンツも多々あります。例えば、難易度の高い線形代数とかブロックチェーンです。線形代数は大学レベルの内容を多く含んでおり、一般の中学生・高校生向けとしてはまだ早いと判断しました。ブロックチェーンに関してはもともとは、ある生徒さんの要望により作成したコンテンツですが、高度な内容をたくさん含んでおり、こちらも一般の中学生・高校生向けとしては優先度は低いと判断しました。

中学生・高校生にとっては優先順位が低いと判断したものに関しても割愛しました。例えば、セルオートマトン、錯視図形、音、フロッキング(魚の群れ)、マンデルブロ集合です。

ただし、これらのコンテンツに関しては希望者がいれば学べるようにしていく予定です。

 

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