おすすめの中学生・高校生向けプログラミング教室とは

おすすめの中学生・高校生向けプログラミング教室とは?

プログラミング教室って何なの?

2020年度から小学校でプログラミングが必修化されることになったこともあり、人気の習い事のひとつともなっているプログラミング教室。しかしながら、プログラミングと一言で言っても専門家でさえ人によりイメージは随分違います。そもそもプログラミングってどんなものかイメージできないことの方が多いかもしれません。
世の中にはどんなプログラミング教室があるのでしょうか?
子供向けで人気の高いのが、ロボットを作って自分の作ったプログラムで動かしてみるというもの。自分の思ったように動かすためには順序立てて物事を考えなくてはなりません。
ビジュアル言語と呼ばれるタイピングが不要なScratchなどの言語を使ってゲームを作るような教室もあります。少し高学年だと、Unityというツールを使ってより高級なゲームを作ることもできます。
Webサイト、いわゆるホームページを作成するような教室もあります。Webサイトを記述するHTMLやサイトを修飾するCSS、サイトに動きを与えるJavaScriptなどの言語を学習します。
いわゆるアプリを作る教室もあります。例えばSwiftと呼ばれる言語を使ってiPhoneアプリを作ったりします。
少し高学年だと、将来、職業としてのプログラマーを目指す人のための教室もあります。
どのタイプの教室か、自分がどれに向いているか、よく調べてみるとよいでしょう。
当教室は以下に述べるようにアプリやゲームやWebサイトを本格的に作ることを目的とした教室ではありません(簡単なWebページの作成は行います)。ただし、学んだことは将来、アプリやゲームやWebサイトを作りたいときにも役に立つ、おすすめのプログラミング教室です。

そもそもプログラミング教育がなぜ必要か?

子供たちに必修化されるプログラミングですが、極論すれば必ずしも全員がやらなくてもいいのかもしれません。
プログラミングを知らなくても、まあ生きてはいけるでしょう。
しかしながら、あらゆるものやシステムがプログラムで動く時代に、その社会の仕組みを知らないというのはかなり不利になると思われます。コンピューターに精通した人々が創り出したシステムの仕組みくらいは、おぼろげながらも知っておかないと使いこなすことはできないでしょう。そして出来れば、コンピューターに精通した側の人間になった方がいいのは言うまでもないでしょう。世の中に役に立つ新しい仕組みを創り出すことが求められます。そうでないと世界から取り残されてしまいかねません。有名大学を出て、大会社に入って、年功序列でといった「昭和の人生すごろく」時代はとっくに終わっています。新しい時代に対応していく必要があるのです。

中学生・高校生向けプログラミング教室としてのポジショニング

本プログラミング教室は2014年4月に開講いたしました。まだまだ子供向けのプログラミング教室は数えるほどしかなかった頃です。その後、2020年度からの小学校プログラミング教育の全面実施に向けて、小学生・中学生・高校生向けのプログラミング教室・スクールがいっきょに増えてきました。しかしながら、開講当初から当教室は他のプログラミング教室と一線を画した、おすすめのプログラミング教室です。
このことは、他のプログラミングスクールに通っていたけれど、この教室を見つけてやって来たというたくさんの生徒さんの声からも伺うことができます。
「音楽が流れる中での作業に集中できず、あの乗りについていけなかった。」
「メンターさんに質問をしてもなかなか納得いく答えが得られなかった。」
「1年間通いましたが、途中から基礎がわからないことに違和感を感じた。」

多くの教室で実施しているスマートフォンのゲーム作成も意味はありますが、簡単なゲームや電卓を作るといったような、なんちゃってアプリの作成に終始しているケースが多いように見受けられます。そのさきどのように発展させていくことができるのか。
本教室ではプログラミングの基礎からしっかり学び、プログラムをツールとして科学を学ぶ体験を重ねていきます。昔だったら大学でしか出来なかったようなことが、IT技術の進歩により中学生・高校生でもできるようになったのですから、幸せな時代です。プログラムをツールとして使わない手はありません。身近なことにでもプログラムを応用するようになれば世界はどんどん広がっていくでしょう。そして、最終的には科学的な思考パターンを身に付けることを目標としています。この科学的思考は次に述べるように、これから大きく変わろうとしている時代を生き抜く若者にとって非常に重要なものです。

中学生・高校生向けプログラミング教室としてのコンセプト

本プログラミング教室ではプログラミングはもちろん、プログラムを活用してコンピューターサイエンスの基礎知識を習得し、最新科学の話題も探求していきます。科学のテーマは非常にたくさんありますから、そのすべてを取り扱うことはできませんが、各テーマには共通する科学的な思考パターンがあります。特に、ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、クリティカルシンキング、コンピュテーショナルシンキング、フェルミ推定、キープイットシンプルといった思考パターンを体験できるようなカリキュラムを組んでいます。例えば「キープイットシンプル」はどういうことかと申しますと、「単純な法則が複雑な世界を創る」といういくつかの事例を通じて、難しそうな事柄に直面しても、その現象を支配している単純な法則を見い出そうとする習慣をつけることを目指しています。
これらの思考方法は身近な生活でも、社会に出てからも一生役に立つ財産です。与えられた問題を単に解くのではなく、みずから課題を設定し解決策を見い出し実装することで、身近な生活や社会を変革するシステムを生み出すときの土台となります。人工知能が人間の知能を上回ると言われるシンギュラリティの時代が来ても、機械にはできない真の創造力を発揮する際の原動力となるものです。

Ex-Gramプログラミング教室で何ができるようになるか?

■まずは身近なところでプログラムを活用するようになる。
まずはプログラムをツールとして使いこなせることを目指します。ただし、プログラムは単なるツールです。そのため、そのツールを使って何をやるかが重要になってきます。Ex-Gramプログラミング教室ではプログラムというツールを使って科学を探求していきますが、生徒さんが自らプログラムをツールとして使う題材は科学に限ることはなく、身近なところにもたくさんあると思います。具体的な実例で説明しましょう。塾でハートの絵が書ける関数を習ってきた生徒さんがいました。塾では紙と鉛筆でコツコツと時間をかけて仕上げたそうです。これこそ、プログラムの出番です。関数に従って計算した結果を使って次々に点を打つくらいは朝飯前です。少し工夫が必要だったようですが、これも試練。習ったことを活用している様子にこちらも嬉しくなります。
■いろいろな思考パターンが身に付いてくると、従来よりも高い視座、広い視野で物事をみることができるようになり、学びのよいサイクルができるようになる。
実際に保護者から頂いた文章をご紹介しましょう。
「元々、数学、理科を実戦で使える学習を探していて、先生のお教室を見つけ、参加させていただいていますが、考えていた以上にやり甲斐を感じているようです。息子いわく、プログラミングの考え方で解くと、グラフを描いて解く問題もすぐにイメージできるようです。また、好きな物理と数学がプログラミングの考え方を使ってまた違うように見えてきたようで、色々な本を読んだりもして、よいサイクルができているようです。」
元々理数系が好きな生徒さんが多いのですが、さらにこの方向で伸ばしていくことにつながっています。
■オリジナルの課題を設定し、プログラムを活用したり、プログラミング的な考え方で創造力を発揮する。
創造力を発揮するといってもいろいろなレベルがありますが、実例を1つ紹介しましょう。
宇宙に興味を持っている生徒さんがおり、無重力の宇宙空間で、とある実験がしたいとのこと。実際に宇宙で実験するのは困難なので、これを今までにならった知識でプログラムを作りシミュレーションしようと挑戦しています。
最近はこのような相談も増えてきており、喜ばしいことです。

当教室にはどんな生徒が参加しているか?

数学、理科といったいわゆる理数系が好きだとか、自然や科学が好きだという中学生・高校生が多いです。プログラミングに関してはほとんどの方が初心者です。たまに他のプログラミングスクールに通っていた方がやってきます。
また、中高一貫校の生徒さんも多いです。
灘、開成、日比谷、聖光学院、浅野、駒場東邦、海城、広尾学園、学習院、攻玉社、渋谷幕張、栄東、桜蔭、雙葉、品川女子学院、工学院大学付属、白百合、早稲田実業、慶應義塾など。
アメリカンスクールに通う帰国子女の方も比較的多く見受けられます。
対面授業でやっていた当初は都内や横浜近辺の方が多かったのですが、双方向オンラインでの授業にしてからは、北海道から沖縄まで全国各地から、そしてアメリカからも参加されています。

講師について

少人数の教室ですので、平山(工学博士)が直接指導しています。
私の大学時代にはパソコンはまだ世の中になく、授業では大型計算機を使ったFortran実習をやっていました。卒業する頃になって、ようやくパソコンが出てきましたが、高価でとても買える値段ではありませんでした。そのため、マイコンキットを買ってきて半田ごてをもって組み立てたりしていました。このマイコンは高級言語が使えなかったため機械語を勉強したりもしました。また、シャープの関数付き電卓でBASICを使ったプログラムで遊んでいました。この頃からずっとコンピュータープログラムに興味を持つことになります。
前職の東芝時代にはVisiting Scientist(客員研究員)という身分でマサチューセッツ工科大学(MIT)で研究する機会を得ました。あるとき、光通信用の量子井戸半導体レーザーの特性をシミュレーションするためにFortranでプログラミングしていたとき、MITの大学院生がやってきて、何をしているのか尋ねてきました。すると翌朝、彼は「解けました」と言ってあっさり計算結果をもってきました。私はその後2、3日かかってやっと結果を出しました。彼がなぜそんなに早く結果を出せたのか?それはMathematicaという当時はまだそれほど知られていなかった優れた数式処理のツールを使いこなす教育を受けていたからでした。彼のプログラムはかなり短いコードでした。それにひきかえ、私のFortranプログラムは大変長いものでした。こういうMathematicaのような優れたツールを自分も使いこなさないと負けるとショックを受けました。これは今の時代にも言えると思います。優れたプログラミングツールを使いこなすか、こなさないかで、これから大きく差が出てくるでしょう。その後、東芝に戻ってからもいろいろなプログラミングツールを使って研究開発を行ってきました。3Dグラフィックスや画像処理などもコンピューターが得意とするところで、C言語とOpenGLやOpenCVなどをよく使っていました。自分の子供たちにもC言語を教えたり、ハードではArduinoなどを薦めていました。
東芝の研究所には30年以上在籍しましたが、様々な最先端の研究が行われており科学のいろいろな分野を見たり経験したりすることができました。そして研究で使ってきたプログラミングの知識、自分の子供たちに教えた経験とを合わせて、プログラミングで科学、データサイエンスを学ぶという独自のプログラミング教室を立ち上げることにしたわけです。

メリットはわかりました。デメリットもあるのではないですか?

対面授業に比べてオンラインの授業では生徒さんの様子がわかりにくいです。そのため、できるだけビデオをオンにして顔出しして頂いています。そうすると熱中している様子がわかります。当プログラミング教室は知的な刺激がいっぱいあり、中学生・高校生におすすめのプログラミング教室です。

 

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