1000羽の鳥たちが作る群れ

NHKのプラネットアースIIを見ていたらヒッチコックの鳥のような光景がロンドンで見られるとのことでした。都市の暖かさを求めて集まってくるようです。100万羽のムクドリが織りなすパターンは非常に興味深いものでした。
ここでは、1000羽の鳥を空に放ってどうなるか様子をみてみました。
鳥の初速度ベクトルは乱数で決めています。
基本のルールは3つです。
1.まわりの鳥たちとなるべくぶつからないように飛ぶ
2.まわりの鳥たちの平均速度ベクトルに自分も合わせて飛ぶ
3.まわりの鳥たちの平均位置に向かうように飛ぶ
1000羽の鳥一匹一匹がこのルールに従って動いています。
すると自然にいくつかの群れができます。
これも「単純な法則が複雑な世界を創る」という事例です。